最近BLEACHの新アニメ化 してましたよね、千年血戦篇。一足遅れて見たのですがクオリティやばい。子供の頃見たBLEACHと別物でしたね。いや、昔のもよかったですが、素晴らしい。
漫画で全て読んでいるのですが、2期が待ち遠しいです。
てな訳で、一護の斬魄刀、斬月を作ってみました。
モデリングに集中して手軽目に作ったので、今回はCGでは色つけてません。
平置きでモデリングして見たのですが、流石にそれだけだと寂しいので、展示用の台も作って見ました。
モデリングの練習と思って作り始めていたので、印刷する予定はあまりなかったのですが、できてきたらやっぱり出力してみたくなる。3D プリントしたものがこちら。
見ての通り、仕上がりはボロボロでいまいちですね。
刀部分は厚さ1mmないぐらいなのでプリンタの限界を感じつつも、逆にここまで印刷できるんかって驚きましたね。
モデリング
刀という割とシンプルな形をしているのでモデリングはぱっぱとできました。
今回も概ねLowPolyで作っているのですが、
この始解のつか部分に巻いてある布を表現してみようとここだけSculptをしてみました。
布が巻いてある感じになっているか?と言われると、全然うまくできませんでした。。。
Sculptが最初うまくいかなくて格闘したので、メモを残しておきます。Sculptでブラシを当てても何も起きなかったり、当てている場所と違った場所に影響が出たり、当てている面と違う向きに影響が出たりしたら、TransformがApplyされていないかもしれません。
Ctrl+AでApply All Transformsをしてみると解決しました。
詳しい理由とかは分かりませんが、モデル中にScaleを使ってサイズ拡大とかをした後にApplyせずにSculptするとサイズ解釈が変にずれちゃうみたいですね。
だんだんとVertexいじりも慣れてきた感覚があり、こういうやや複雑な造形も簡単にできるようになってきて楽しいです。
台座の方は、アーチ状の形を作ってBooleanモディファイアーを使って刀の切っ先の形で穴を開けてます。ここに差し込むことで刀を支えるというちょっと無理かなと思いつつやってみた方法です。
これで厄介だったのが穴を開けた部分のメッシュがややぐちゃぐちゃになるんですよね。そして、ぴったりサイズだと印刷した時にサイズずれがあると、刺さらなくなる懸念があったので、無理やり穴開けた部分のVertexを選択して若干の拡大をかけたのですが、メッシュがよりぐちゃぐちゃになり修正に手間取りました。
結果的には一応思った通りには刺さったのですが、おそらくこの穴拡大の微調整などはあまり意味なかったんじゃないかなと思います。この穴自体のサイズが長編で3mmぐらいなので、何ミクロンの微調整をしていたんだ?って話になります。
Blenderで拡大して作業しているとすぐ忘れがちですが、サイズ感を常に意識してやらないといけないなーと感じました。
3Dプリント
このモデルのプリントは結構苦労しました。
最初は単純に平置きしてたのですが、これでだと全然うまくいかなかったですね。
こういった感じで斜めにすることが重要です。(印刷時間はその分伸びますけど)
斜めにすることでサポートからの水平な面積広がりが抑えられるので成功率や歪みが抑えられます。
一応この斜めで印刷は成功したのですが、サポートをとっていく際に一番細い卍解の奴が折れました・・・折れた状態での写真を撮り忘れていたのですが、レジンで接着してあります。接着強度は強いですが、明らかにつけ過ぎでしたね。印刷し直す気力まではありませんでした
細かいディテールはこのサイズでもそこそこ出ていて毎回感心します。